Costa Deliziosa(コスタデリチョーザ)でクルーズの旅
初、クルーズの旅
9月頃に初めて、クルーズで旅をしてきた。
乗った船は「Costa Deliziosa(コスタデリチョーザ) 」というイタリアの船。
初めてのことばかりだったので、乗ってみた感想と記録をしておく。また船内新聞なども残していたので、一部貼っておく。
旅程
ヴェネツィア発でエーゲ海を回るクルーズ旅行だった。
日程は下記の通り。
1日目は、普通にホテル泊でヴェネツィア観光をした。
日 | 国 | 寄港地 |
---|---|---|
1日目 | イタリア | ヴェネツィア |
2日目 | イタリア | ヴェネツィア(乗船日) |
3日目 | イタリア | バーリ |
4日目 | ギリシャ | コルフ島 |
5日目 | ギリシャ | サントリーニ島 |
6日目 | ギリシャ | ミコノス島 |
7日目 | - | 航海日 |
8日目 | クロアチア | ドブロブニク |
9日目 | イタリア | ヴェネツィア(下船日) |
10日目 | - | 帰国日 |
クルーズの旅をしてみて
いきなりだが、クルーズの旅をしてみた感想を振り返ってみる。
ちなみに私の背景としては、「年に2回ぐらい旅行する」「海外旅行はほとんど行かない」「特に社交的ではない」というところ。海外旅行は、大学生のときにアメリカ~カナダや、イタリア~フランスあたりに行ったことがある程度。また、特に社交的ではない人が、クルーズの旅をした記録、として見てもらったら参考になると思う。
楽
これが一番だった。
荷物は、全て自分の部屋のクローゼットにしまっておける。寝て起きれば、いつもの場所で朝ご飯を食べて、寄港地で観光ができる。寄港地観光も自分のペースで観光して、時には早く帰って、部屋のベランダでゆっくり海を眺めてぼーっともできる。
リラックスして旅ができたのが一番よかった。少し飽きる
これは人によるだろうけど、船旅に飽きたというよりは、旅が長くなってきたので観光疲れが出たのだと思う。
すごいキレイでテンションが上がることも多いけど、すごいキレイなものに慣れてきていた感覚があった。
そのため、次に乗るのであればあと2泊ぐらい短くてもよいかな、と思った。
もしくは、逆にもっと長い旅であれば違う感覚が次に来たかもしれない。
乗船
ヴェネツィアにて乗船。
今回はツアー旅行で訪れていたので、バスで乗船場所までは移動。
場所は、たしか下記の場所だったかと思う。
乗船時には、乗船チケット(コピーした紙)を提示し、確認後にスーツケースを預けた。
その後、パスポートの確認・荷物検査などをして、乗船。
ちなみに、スイートで予約していたため、乗船時に優先乗船権があり、先に乗船ができた。
乗船時
乗船の際には船で常に利用される「コスタカード」が渡される。
このカードの主な利用は、クレジットカードと紐付けを行い、船内ではこのカードですべて支払いを行う。
そのため、船内はこのカードを首からストラップでかけておくことで、常に手ぶらで生活できる。
カードは具体的には下記のようなもの。(黒塗り箇所は個人情報)
部屋
部屋は、スイートを利用してみた。普通のバルコニー付きに比べて、もちろん高かったが利用してよかったと思う。 理由は部屋が広いことと、食事。食事については後述。
部屋はバルコニー付きであれば、スイートでは無くてもよいかもしれない。二人でいる分には少し広いかもしれない。
ただせっかくなので、部屋はバルコニー付きがよいと思う。
スイートの客室は基本的にデッキ6~8に存在しており、景色もよい。下記のような景色が部屋のバルコニーから見れた。
ヴェネツィア出港時
海(凪)
バルコニーがなくても良いんじゃないか、と思われる人は、10階のプールなど多くの人が行き来してガヤガヤしている空間でもリラックスできる人だと思う。おそらくこのコスタデリチョーザはカジュアル船なので、みんなでワイワイしながら、もっと安くで乗るのが賢い乗り方だとは思う。
ただ、私の場合は、そういった空間ではリラックスしにくい。そのため、バルコニーで海を見ながらリクライニングチェアでゆっくり日光浴するというのが気持ちよくてリラックスできた。次に利用するときも、バルコニーは有にしたいと思う。
泊まった部屋は下記。実際に結構広かった。
(JTB社のサイトより)
食事
食事は、スイートの特典として、基本的に有料レストランのクラブデリチョーザが利用できたのがよかった。
スイートではない場合には、食事の時間が夕食1、2と特定の時間に決められており、その時間に行かないといけない。そのため、気持ち的に急かされることと、基本的には、食事の席が他の旅行者と同席になる。
日本人は基本的に日本人と同席のようだが、ツアーであればツアーの方々と同席する。
英語などが達者であれば、せっかくなので外人と同席すれば楽しそうではある。
けど毎日は少し面倒なので、有料レストランで好きなものを食べられる環境がよかった。
もちろん20€程度で、このレストランは利用可能であるが、毎回利用すると朝昼晩3回×21回 = 63回なので、1260€(13万程度)になる。
(JTB社のサイトより)
レストランでは食事のメニューが基本的に日本語も用意されており、下手な英語でも注文できるし、指差し注文もできる。
なお、スイートの場合は、夕方頃に部屋にメニューが届くので、何を食べようか、と考えてレストランに行くことも可能だった。
実際のメニューをサンプルとして下記に記載。
注文は、メニューからなんでも、いくつでも選んでよい形式。といいつつ、そんなには食べられないので、基本的には前菜・パスタ・メイン・デザートの4品ぐらい。
この日は、水牛のモッツァレラチーズと熟成生ハムが美味しかった!
船上での生活
船上での生活はもちろん自由。
プールに行ってもいいし、船上でやっているイベントに行ってもよいし、部屋でゆっくりしていてもよい。
船上でブラブラも楽しいけど、前述の通り部屋のバルコニーでゆっくりも気持ちよかった。
船上でどんなイベントがあるのかは、船上の新聞があり、これで連絡される。
実際の新聞が下記となる。全日分あるけど、初日分と、航海日のものを下記に記載する。
初日
航海日
スイート特典(2016年時点)
なお少し話がそれるが、乗船前にはいまいち情報として得られなかった気がするので、スイート時の特典(2016年時点)を記載しておく。
特典名 | 概要 |
---|---|
優先乗船権 | 優先的に乗船可能。飛行機などと同様。 |
シャンパンサービスとおつまみ提供(初日) | Ferrariのシャパンだった。お酒は弱いため、残す。おつまみはカナッペだった。 |
部屋に新鮮なフルーツ提供 | りんご、洋梨、ぶどう、マスカット、桃など複数。食べるとベッドメイク時に補充してもらえた。 |
専属バトラー | 専属のバトラーがついたみたいだけど、英語が達者ではないのでツアーガイドさんに話すのみ。利用せず。 |
クラブデリチョーザ(有料レストラン)無料利用 | 有料レストランが利用可能。ここは人が少なめ。スイートではなくても20€ぐらいで利用可能。 |
キャビン(自室)での食事提供(別料金) | 部屋に朝・昼・晩いずれでも食事を持ってきてくれるみたい。利用せず。 |
ジャグジー、バスローブ、スリッパ用意 | 記載の通り。スリッパは持参してが利用。バスローブもそれなりに便利。ジャグジーは微妙。 |
サムサラスパの1日無料権 | 有料のスパを利用可能。大きなジャグジー風呂、サウナ、スチームサウナ、日光浴場?、昼寝部屋?みたいな部屋が複数有。 |
枕の選択 | 6種類ほどの枕から選択可能。何種類か利用。 |
船長との特別カクテルパーティー | 船長と写真が撮れたりするが、あまり興味もなかったのと別タイミングで写真は取れたので、利用せず。 |
その他有料サービス
有料のサービスとして色々存在したが、下記などは利用するのがよいかもしれない。
特典名 | 概要 |
---|---|
アルコールチャージ | 何本か忘れたけど、ワインをお得に先行購入可能。アルコールに弱いため利用せず。 |
コーヒーチャージ | 何杯か忘れたけど、コーヒーをお得な価格で先行購入。二人での利用も可能。 |
船上WiFi | 船の上で利用可能なWiFiを有料で利用可能だった。これは別途記載してみる。 |
サムサラスパ(エステ) | 船上で色々なエステが利用可能。100€~300€ぐらいだったと思う。200€ぐらいのものを利用。 |
サムサラスパのエステは、窓から海が景望でき、少し高いが良かった。
(JTB社のサイトより)
船上Wifi
今回の旅で、海外用のWifiを借りようかと検討したが、結果として借りなかった。借りなかった理由は船上がネットをするメイン時間となる、と考えていたため、海外のWifiを借りても陸地では利用できても、メイン利用の海上は利用不可となると考えたため。
この判断は誤っていなかったが、船上でのネット環境をどうしようかと乗船してから考えた。
結果としては、船上Wifiは利用しなかった。旅行中ぐらいはネット環境断をしようと思ったのが理由となる。
ただ、船上の様子を逐一ネットにあげたいなどの方は利用するのがよいかと思われる。
旅行前に調べて行くと、1分●ドルなどと見ていたため、利用はできないな…と思っていたが、実際にはもっと安かった。
プランが記載されている紙を捨ててしまっていたため、記憶ベースになるが下記のようなものであった。
プラン名 | プラン概要 |
---|---|
SNS プラン | 特定のSNSサイト(Facebookやインスタ?)などの利用がフリーで利用できそうなプラン。1日4€?程度だったはず。 |
容量(●●●MB) | 数百MBまでの容量制限として、ネット環境が自由に利用できるプラン。20€?ぐらいだったかと。制限を超えた場合は自動的に下のプランに移行。 |
容量(●GB) | 確か1桁GB程度のプラン。こちらも数十€ぐらいだったかと記憶。 |
容量(●●GB) | 確か2桁GB程度のプラン。こちらも数十€ぐらいだったはず。 |
上記のとおり、SNSなどはクルーズ自体の宣伝媒体となりうるので優遇されている模様。
私は基本的にSNSをしていないので、利用するなら容量プランになるが、上記記載のとおり今回は利用せず。
SNSを頻繁に利用する方は利用してみるのがお得かもしれない。
他にも記載しておけることはある気がするが、とりあえず記載。追記はあるかもしれない。